Dec.
12
2008
Dowsing For The Future / Bigmama
Dowsing For The Future / Bigmama
Bigmamaの2nd.フルアルバム。
バイオリンの旋律美を枢要としつつも疾走感を取り戻したメロディック調は勢いを感じられます。
彼らの最大の特徴と言えるバイオリンを有する優美なメロディックパンクは邦メロディックの名コンピ『Punk Rock Soundtracks Vol.03』にてその存在感を誇示、満を持して発売された1st.miniAl.『Short Films』ではそれに加えて初期衝動の高さを見せ付けましたが、近年の作品はメロディックパンクの爽快感からバイオリンを主体としたメロディー重視の音作りにベクトルが向けられつつあり、突き抜けた印象が作を追うごとに薄らいでいる感触があります。
しかしながら今作はややインディーかぶれだった過去作に比べるとポップ・メロディックに統一されての疾走感が感じられ、それに加えてバイオリンを始めとする楚々とした印象により邦メロディック界でも随一の耽美さを放っています。
彼らのアイデンティティーを踏襲した新曲群は申し分無いものの、1st.Al.に引き続き既存の楽曲をキーを変えて再収録するという強行策は些か頂けないところ。
一つの完成形を迎えた楽曲をリアレンジする事はよくありますが、今作の「The Game Is Over」に至ってはこれが3度目...やりすぎ(汗)
自身初の日本語詩でシンプルなポップ調に纏め上げられた「Paper-craft」、
過去作の勢いと近年の華美な印象が合わさった佳曲「Gum Eraser」、
穏やかな旋律上にシンガロングを取り入れた「それはきっと天使が長く勤まらない理由」、
もはや何も言うまい「The Game Is Over」、
ポップな中にも儚さを感じるタイトルトラック「Dowsing For The Future」など全11曲入り。
紙は大切に使いましょう。
Released : 2008/12/03
Label : UK.Project / RX-Records
Origin : Japan - Tokyo
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